1.相生~ふたりの絆はほどけない~


2.愛染かつらをもう一度

作詞:星野哲郎
作曲:新井利昌

花と嵐の 青春を
涙と共に 生きるとき
父さんあなたの 主題歌だった
古い艶歌が わかります
いつかいっしょに 唄いましょうね
愛染かつらを もう一度

灯りさざめく 東京の
日暮れは夢の 吹き溜まり
父さん私は あなたの娘
負けはしないと 唇を
噛めば心に 聞こえてきます
愛染かつらの あの歌が

真実(まこと)つくした男道
破れたけれど 悔いはない
俺にはかわいい おまえがいると
酔えば口癖 お父さん
どうぞ元気で 唄ってほしい
愛染かつらを いつまでも


3.憂き世春秋

作詞:新本創子
作曲:三島大輔

風が頬うつ 雨が泣く
あなたの背中に 隠れて越える
憂き世春秋 ふたり坂
いのち連れ添う しあわせに
賭けて悔いない 女です

いつかあなたの 胸に咲く
雪割り草だと 云われてみたい
憂き世春秋 ふたり坂
こころ寄せあい 寒い夜は
ともに飲みたい このお酒

苦労ひとつに 夢がある
笑顔をあなたと たやさずいたい
憂き世春秋 ふたり坂
花の咲く日へ 七曲がり
明日を信じて 生きてゆく


4.人生二勝一敗

作詞:阿多豊一
作曲:市川昭介

人間やってりゃ 何事も
負けるか勝つかの 大勝負
三度勝負を 挑んだら
勝ち・負け・勝ちと いきたいね
人生二勝一敗さ
いっぺん泣くのも いいだろう

三つも勝ったら 気味悪い
三つも負けたら 情けない
恋を実らす 筋道も
○・×・○が 面白い
愛情二勝一敗で
じらされ結んだ 恋絆

出世という名の 階段は
トントン拍子にゃ 昇れない
調子出たなと 思う時
トン・トン・ストンと くるもんだ
人生二勝一敗で
明日に希望を 残そうよ


5.男の街道


6.姉妹坂


7.おやじ


8.断腸のミアリ峠


9.羅臼~ラウス~

作詞:吉幾三
作曲:吉幾三

ヨーイショ ヨーイショ
ヨイショ ヨーイショ
あんたは 船を出す
ヨーイショ ヨーイショ
ヨイショ ヨーイショ
あたしゃ歌 唄う
こんぶ採りはヨ
あんたと二人じゃなくちゃ
羅臼の海がヨ 荒れるだヨ

ヨーイショ ヨーイショ
ヨイショ ヨーイショ
カモメ群れなして
ヨーイショ ヨーイショ
ヨイショ ヨーイショ
船を 追いかける
アキアジ漁はヨ
根室海峡出るヨ
オヤジ乗る船ヨ 手を振るヨ

ヨーイショ ヨーイショ
ヨイショ ヨーイショ
朝の 五時にはヨ
ヨーイショ ヨーイショ
ヨイショ ヨーイショ
沖へ 船が出る
スケソウ漁はヨ
氷はるよな海ヨ
流氷そこまで 来てるだヨ

ヨーイショ ヨーイショ
ヨイショ ヨーイショ
知床連峰
ヨーイショ ヨーイショ
ヨイショ ヨーイショ
夫婦舟が行く

ヨーイショ ヨーイショ
ヨイショ ヨーイショ
望郷台からヨ
ヨーイショ ヨーイショ
ヨイショ ヨーイショ
夫婦舟が行く

ヨーイショ ヨーイショ
ヨイショ ヨーイショ
羅臼岳からヨ


10.まつり

作詞:なかにし礼
作曲:原譲二

男は祭りをそうさ かついで生きてきた
山の神 海の神 今年も本当にありがとう
白い褌 ひきしめた
裸若衆に雪が舞う
祭りだ 祭りだ 祭りだ 豊年祭り
土の匂いのしみこんだ
伜その手が宝物

男は祭りでそうさ 男をみがくんだ
山の神 海の神 いのちを本当にありがとう
船に五色の旗をたて
海の男が風を切る
祭りだ 祭りだ 祭りだ 大漁祭り
見ろよ真っ赤な陽が昇る
伜一番船をこげ

燃えろよ 涙と汗こそ 男のロマン
俺もどんとまた 生きてやる
これが日本の祭りだよ


11.川の流れのように

作詞:秋元康
作曲:見岳章

知らず知らず 歩いて来た
細く長い この道
振り返れば 遥か遠く
故郷が見える
でこぼこ道や 曲がりくねった道
地図さえない それもまた 人生
ああ 川の流れのように
ゆるやかに
いくつも時代は過ぎて
ああ 川の流れのように
とめどなく
空が黄昏に 染まるだけ

生きることは 旅すること
終わりのないこの道
愛する人 そばに連れて
夢探しながら
雨に降られて ぬかるんだ道でも
いつかは また 晴れる日が来るから
ああ 川の流れのように
おだやかに
この身をまかせていたい
ああ 川の流れのように
移りゆく
季節雪どけを 待ちながら

ああ 川の流れのように
おだやかに
この身をまかせていたい
ああ 川の流れのように
いつまでも
青いせせらぎを聞きながら


12.みだれ髪

作詞:星野哲郎
作曲:船村徹

髪のみだれに 手をやれば
赤い蹴出(けだ)しが 風に舞う
憎や 恋しや 塩屋の岬
投げて届かぬ 想いの糸が
胸にからんで 涙をしぼる

すてたお方の しあわせを
祈る女の 性(さが)かなし
辛(つ)らや 重たや わが恋ながら
沖の瀬をゆく 底曳(そこび)き網の
舟にのせたい この片情(かたなさ)け

春は二重(ふたえ)に 巻いた帯
三重(みえ)に巻いても 余る秋
暗(くら)や 涯てなや 塩屋の岬
見えぬ心を 照らしておくれ
ひとりぽっちに しないでおくれ


13.花調(はなことば)


14.荒くれ大漁船


15.無法松の一生~度胸千両入り~


16.演歌桜

作詞:新本創子
作曲:三島大輔

生まれ火の国 あとにして
たどる炎の 歌の道
親のこころを 胸に抱き
越える苦労の 幾山河(いくやまかわ)よ
演歌一節 アンアアンアンアン きかせます

雨は降る降る 陣羽は濡れる
越すに越されぬ 田原坂

海は不知火 燃える波
夢をゆさぶる 阿蘇の山
花も嵐も くぐりぬけ
恋のつらさは この身の艶(つや)に
歌は真実(まこと)の アンアアンアンアン 亜矢節さ

肥後のもっこす ご贔屓(ひいき)に
声も千両の 晴れ舞台
人の情けを ふところに
音頭とる手に 桜も咲いて
演歌一筋 アンアアンアンアン たのみます